コース変更の勇気
東京マラソンがコース変更になった
賛否はいろいろあるだろうし、参加する方をはじめ
旗から観戦するにしても一番身近な比較対象である「タイム」
それが参考にしかできなくなる
それでも経緯を聞いた上では、私はエールを送りたい
まずこの大会は手探りで始まり、多くの「不可能だ」という声を
念入りに何度も説得しながら、開催にこぎつけたようだ
多くの大会と同じように、「第一回」の大変さ
それはJMSは多く知っているつもり
そして警備もコースも、手探りで開催していき
まずは夢中になって「安全にゴールできる場所」をさがし
東京ビックサイトとなったそうだ
東京オリンピックまであと3年
私が20歳のころ、東京都内の公道でスポーツなどできるとは
夢にも思わなかった
開催するにも勇気はいる
変更するにも勇気はいる
夢を実現し続けている関係者のみなさんの勇気をたたえたい
そして今や東京マラソンは、知名度、規模ともに
国際的な地位を確立して、日本のスポーツの顔として
継続発展してもらわなければならない
10年の成功とその存在の重責の中、ついに今回コースの見直しを行ったそうだ
内容は警備や交通規制の軽減などの運営側の意図もあろうとは思うが
まずは参加者の負担を減らすこともふくめ、大いにタイム向上も見込むこともできそうだとのこと
・走る喜び
・支える誇り
・応援する楽しみ
大会関係者が掲げる3つのコンセプトを軸に新しいコースでの本大会の発展を信じたい