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レースと風景が共演する意義|自転車レ―スのタイム計測はJMS

計測コラム

レースと風景が共演する意義

舞台となった、万場調整池は、この地区の用水として平成5年に造られた、人口の池で、普段は公園としても市民の憩いの場である静かな空間です

 

今回のイベントは豊橋市の万場調整池を活用した、豊橋市自転車競技協会が主催するレースです

1年に1度だけ、この静かな人口の池が迫力ある自転車ロードレース場となります

約95%が平坦となるコースは、ハイスピードのレースとなり、平均速度は42キロ

また、遮る建物などがなく、無風となれば、それは参加者の脚力に全てが掛かる過酷さも魅力の一つかも知れません 今大会も迫力のあるレースが展開されたました

遮る物が無いということは、応援する仲間や家族は、選手の位置がその目でで確認する事が出来て内容が分かりやすい 

応援しながら参加した気分にもなれる会場ということでしょう

なるほど、13年続いている万場クリテリウムは参加者やその仲間の応援するチーム、さらには家族も楽しめる大会として、支持されているのを感じます

あるクラスのゴールは1位と2位が1/1000秒を争う展開でした

レースのフィニッシュは、主催者のみなさま、参加者のみなさま、観客のみなさま、そして、計測スタッフも、全員が息を飲む瞬間です チップだけでなくビデオ判定まで持ち込まねば、正しい判定(ジャッジ)できない僅差・・ そんな緊張を感じつつ審判資格のある方と、共にリザルトを作り上げるプロセスは、一番のやりがいのある瞬間です

 

一方で、周りを見渡せば田園や風力発電の風車が目に飛び込み、力走する迫力と複合して、豊橋の風景にも癒され楽しむことができます

こういった場所を、スポーツに生かすこと 

それは、本来の目的では無くても、公共施設を側面的に有効活用しうる面として、イベントを企画されている方の「良い成功例」になるでしょう

発想の転換と、良い環境 それを支える主催者の協力から、迫力ある良いイベントは生まれると思います

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